◆徳は本なり 財は末なり
企業経営の結果は、最終的に財務に表れます。
儲けが出ない、赤字続きでは、高い志を持っていても長続きせず、企業の存続は危ぶまれます。いくらキレイごとばかり唱えていても、“財”が無ければ、世のため人のために役立つことは困難です。
しかし一方で、自社だけが金儲けをしたい、との賤しい志では、誰も付いてこないでしょうし、社会的にも存在価値があるとはいえません。もちろん我が社は、そのような企業とはくみしません。
全ては“徳”からスタートし、その結果として最終的に“財”が生まれ、それが世のため人のために役立つ。
我が社は、徳高き、志ある方々と、価値ある永続企業を目指します。
◆五方良しの経営
自分だけ良ければそれで良い、などという狭い料簡で、ビジネスがうまくいくハズはありません。
では、昨今、流行りの“顧客満足”、“顧客第一”であれば本当に良いのでしょうか?
お客様が、品質はほどほどで良いから、できる限り安くしてくれ!
納期を守るためには、多少のことは目をつぶって・・・ など
お客様がそう言うから、お客様の言う通りにしないと買っていただけないから、といった
「顧客の要望に合わせれば、それで良い」という“顧客満足”に名を借りた安直な風潮が、今日の様々な不祥事の原因になっていると思いませんか?
お客様は神様ではありません。
過度に顧客にフォーカスした経営は非常に危険である、と考えます。
かつて近江商人は「売り手よし、買い手よし、世間よし」の “三方良し” を唱えました。
我が社は、「売り手よし、買い手よし、世間よし、社員よし、ビジネスパートナーよし」の“五方良し” を唱えます。
◆和して同ぜず
価値観の合う人とは十分にコミュニケーションをとり、協調して“和”を尊びます。
その中で、お互いに傾聴しながらも、言うべきことは言い、正すべきことは正し、自由闊達に議論して、安易に同調することは悪だと考えます。
特に、長年に亘る知見や第三者としての客観的な意見、経営者の耳にはなかなか入らない社内外の声などを的確に伝え、望ましい方向へ導いていくことこそが、経営コンサルタントの価値だと確信します
常に高い価値を提供し続け、お客様、ビジネスパートナーから、最も頼りにされるコンサルファームとなる